資金繰り

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資金繰り悪化の原因を正確に把握する
資金繰り悪化の原因を正確に把握するためには、「資金繰り表」を作成する必要があります。
資金繰り表とは、項目別に、一定の期間別に一切の資金収入と資金支出とをそれぞれ分類・集計して資金過不足の状況や資金調達,繰越金の状況などをまとめたものです。
項目別とは、勘定科目や資金繰り特有の項目である売上入金、借入入金等のように、資金をその性質や種類別に分類することです。 一定の期間別とは、日、週、月等の時間的単位で集計範囲を区切ることです。
例え利益が上がっていたとしても、資金繰り表で資金の使途と調達のバランスを常に考えていなければ、俗に言う「黒字倒産」の事態に陥ってしまいます。
必要資金の時期と量とを分析・把握し、いつ・どこから・どのように資金を調達するかを計画し、管理する必要があります。
資金繰り表から明確になること
- 資金不足になる可能性
- 売掛金の回収状況
- 買掛金の支払予定
- 借入金の調達・返済状況
- 設備投資
- 貸付
資金不足になることは、3ヶ月前には把握する
資金繰り表を作成すれば、向こう3ヶ月の予定資金繰り状況が分かるようになります。
ここでポイントとなるのは、向こう1年間のどのタイミングで「資金が不足しそうか」を出来るだけ早く把握することです。